屋根ルーフィングの選定について

今回は屋根カバー工法時などのルーフィングについて少しお話をさせてください。

ルーフィングとは屋根材を葺く前に施工するシート状のもので下葺き材や防水シートということもあります。

こちらのルーフィングですが建築関係者特に屋根工事業者はかなり重要視するところなんです!

シート同士の重ね代や壁際の立上げ寸法など張り方が決められているくらいですからね。

当社施工の場合重ね部など施工途中の画像をお客様にご提供させていただいております。仕上がり後は見えなくなってしまうところですからね👌

屋根の下だから傷まないでしょと思われがちですが屋根を通して伝わる熱や温度差でおきる結露などで意外にダメージを受けているんです。

下画像の商品は田島ルーフィングさんの「タディスセルフ」。粘着式になっているためタッカー(ホッチキスの針みたいなもの)を使わずに張れるため勾配が緩く余計な穴をあけたくない場合などに使うと効果的な商品です。カラーベストのカバー工事はタッカーが使えないためかなり有効で、通常のものよりも厚みもあり既存のカラーベストの段差で切れる心配もありません。

 

当社ではカバー工法のときはこちらを標準とさせていただいておりますが良い商品なので単価のほうは若干高めになっていしまいます😓

以前屋根カバー工法のお見積りをさせていただいたお客様より「下葺き材ってこんなにするの?」「どうせ屋根の下になるからもっと安いのないの?」と言われたことがあります😅

もう少し安価な粘着式(薄い)や通常のルーフィングを使うこともありますがもう一度言います、屋根工事業者はかなり重要視するのです。

通常のルーフィングを使用する場合はタッカーが使えないため下画像のように板金チップ(切れ端)を使い釘などで留めることになります。

 ※白いのが板金チップです。

ただ2000~2008年頃のカラーベストはノンアスベスト製品で本体自体の強度がなくひび割れや欠けが生じやすくなっています。

そこに画像のように釘などを打ち込むと間違いなく割れが生じ余計に屋根を傷めてしまい最悪は野地板も傷めてしまいますので、当社ではアスベスト入りのカラーベスト限定でお請けするようにしています。もしお見積り時に気になる方はご確認することをおすすめします!

ちなみに新築時や葺き替えで既存屋根材を剥がした場合などは田島ルーフィングさんの「PカラーEX+」という改質アスファルトルーフィングを標準とさせていただいております。

 

右画像は「ライナールーフィング」というPカラーEX+よりも上の商品で不織布を使っていたり熱耐性が強かったりと最強のルーフィングになります。

あとひとつ最近では遮熱ルーフィングや透湿防水ルーフィングという高価な商品も増えてきましたがこちらは使い方しだいでなんの役にも立たなくなる場合があります。

それは「通気層があるかないか」です。通気層があってはじめて性能を発揮することができる商品なので金属屋根やカラーベストなどに施工してあったりお見積書に計上してある場合は必ず施工会社さんに施工方法や効果を確認してください。詳しいことは後日機会があれば投稿させていただきたいと思います。

今回は屋根の下葺きである「ルーフィング」についてお話しました。今後リフォームや新築をお考えの方々は少しは参考になりましたでしょうか?

それではまた🖐

 

 

 

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP